てっちゃんの考え方

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作業療法学生が大学院進学を決めたわけ[準備編]

皆さんどーも.

間隔開けてしまい申し訳ございません.

春から長らくやっていた実習を先日無事終えることができました.

これからは以前よりはちょっとマシに更新できるかと思います.

 

さて,今回は前回の記事の続きで,大学院進学の準備編ということでお話しさせていただこうと思います.

 

院進を決めた時期

大学院進学を決めたのは3月くらいでした.僕の学校では3年生の後期に卒業研究をやっており,2月末をめどに卒論を提出します.

 

当時の卒論の指導担当の教授(来春からお世話になる指導教官でもある)から,卒論提出した2月中頃くらいに,「修士課程行けよ」といわれました.

 

これに対し僕は,

「学部生からいきなり修士課程ってセオリー外やんけ!」と思いつつも,「うちの学科から直接うちの院行った人っていないからパイオニアやん!」

と邪心たっぷりの気持ちで院進を決めました.

 

なぜこんな適当だったかというと,以前の記事でお話しした通り,僕は少なくとも卒後2年たったら院進しようと決めていたというのがあります.

umajirou3.hatenablog.com

 

おまけに,この教授先生は以前授業で,

「最近は直接行く人もちらほら出てる.個人的には,臨床経験で言ったら同級生にちょっと遅れをとるかもしれないけど,院生として研究だけに励むっていうのも悪くないことだと思う.」みたいな話をしてました.

これを聞いた僕は「はぇ~.確かにな...」と感心しつつ,「ありかもな」と思ってました.

以上のようなバックグラウンドがあったので,今年の3月に院進を決めました.

 

4月から始めたお勉強

作業療法学生のみならず,多くの医系学生は4年生の前期はほとんど実習で占められているかと思います.

僕も例外ではなく,何なら10月の中頃まで実習でした.

実習は症例担当型だろうが診療参加型だろうが大変ですし,実習担当の先生とうまくいってようが何だろうが,毎日「追われている感覚」がして,ストレスマッハです.

 

こんな中で,進学のための準備をせねばならないわけですから,計画性が重要です.

幸いにも僕は塾の先生.

受験対策にはそれなりに精通していたので,能力と課題を客観的に評価しつつ,対策すべき項目を決めて限られた時間で勉強を進めました.

 

一般的な大学院の試験は,英語論文やそのabstract(要旨)が出題されて,意訳することがメインになってきます.小論文や専門領域のテスト,面接などもありますが,ほとんど英語で決まるといっても過言じゃありません(多くの教授からのお話).

 

4月の初め,実習が始まったころの僕は,英語の論文をまともに読破したことがなかった人間でした.

おまけに研究手法なぞ「卒論レベル」の質的研究くらいしか詳しくありません

ウィルコクソンの符号付順位検定だの,ラッシュモデルだの,項目反応理論だの,構造方程式モデリングだのはさっぱりです.(だってちゃんと教わってないもん♡)

 

こんな僕がやったお勉強マップが下図になります.

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実習中という学生には限られた時間内で院試の勉強を進めるには,朝の時間を活用する他ありませんでした.朝は課題もないし,あんまり疲れてもいないし,誰にも何も言われない.

なので,毎朝,実習開始の1時間前には病院につくようにし,マップに沿ったお勉強をしました.

時間の作り方なんざ,個人個人で変わると思うのであんまり参考にはならないかもしれませんけどね(笑)

 

このブログは実習Ⅱ期目から始めました.過去の記事をご覧いただくと,僕の「やったこと」がどんなことだったかざっくりですがわかるかと思います.僕にとってこのブログで記事を書くことは,ある種アウトプットの一環でした.

実を結んだかどうかはわかりませんがね...(笑)

 

おわりに

今回はこんな感じで,僕が実習期間中にどう院試の勉強を進めていったのかをざっくりですがご紹介しました.

僕なりにですが,僕の評価をし,僕のためのプランを考えました.

全国の作業療法学生さんで院に直接行きたい人がもしいれば,参考にしてもらえたら幸いです.

直接院に進む人の話なんて滅多に聞けないでしょうし,ネット探してもありませんでした.僕もそうでしたが,参考にできないことほど不安なことはないので,少しでも参考になるといいなぁと思ってます.

また,現在勤務されていて院進を考えている人にも少しは役立つのかなぁと思ってます.

まぁ勤務されて院を志している方は英語論文読み慣れている人もいるでしょうから,参考になるかわかりませんが...

 

何はともあれ,今回はこれにて閉廷!

お次は院試当日編でも書きましょうかね(笑)